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【玉野】宇野港のシンボル!カラフルなゴミから生まれた「宇野のチヌ/宇野コチヌ」

<宇野のチヌ・宇野コチヌ>

宇野港の第一突堤にカラフルな魚のオブジェがあります。
これがウワサの「宇野のチヌ」「宇野コチヌ」です。
美しい色どりに惹かれて近くまで行くと、なんとそれはゴミでできた魚です。
2019年の瀬戸内国際芸術祭 (瀬戸芸) に向けてお色直しされ、再び鮮やかさを取り戻したようです。

 


カラフルなゴミアート「宇野のチヌ/宇野コチヌ」

 

 

1. 全部ゴミです!

このカラフルな魚体!よくよく見ると、ポリタンクやら風呂桶やら草履やら…。
ありとあらゆる種類のゴミでできてます。
よくこんなカラフルなゴミが集まったものだと感心しますね…。

2. 表と裏の模様が違う

表と裏、同じような色合いですが、よく見ると右向きの時は縦縞、左向きの時は横縞です。どちらが表でどちらが裏かわかりませんが、とにかく表と裏で模様が違います。

 

 

3. 「宇野コチヌ」は体験型アート

 2016年から加わった新しい仲間「宇野コチヌ」はポッカリ空いた口がお茶目です。
口の前には梯子がついていて、上れるようになっています。

 

梯子を上って頭の上の背びれを観察。
細長い棒状のゴミがたくさん刺さっています。

 

口から入ると滑り台になっています。

 

4. 2019年3月にお色直し

「宇野のチヌ」は2010年の第1回瀬戸芸から、後から加わった「宇野コチヌ」は2016年の第3回から、ずっとここで潮風にさらされています。
ウロコの部分の部品が劣化してきていたため、2019年3月、第4回の瀬戸芸が始まる前に新たにゴミを募り、色分けをして新しい部品 (ゴミ) をくっつけたそうです。

 

5. 作者の「淀川テクニック」って?

「宇野のチヌ」「宇野コチヌ」の作者は淀川テクニック
ずっと何かの会社だと思っていました。淀川ってやっぱり大阪の会社かと…(笑)。
実は岡山県出身の柴田英明さんという方のアーティスト名でした。
2003年に大阪の淀川の河川敷を拠点に活動を開始したとか…。
それで「淀川」か…w。

 


基本情報

●名称

宇野のチヌ・宇野コチヌ

●住所

〒706-0002 岡山県玉野市築港1丁目1−4

● アクセス

宇野港第一突堤。

● マップ

 

● ホームページ

setouchi-artfest.jp

まとめ

瀬戸内国際芸術祭か開催されるようになってから、さびれかけていた宇野港にも活気が戻ってきたようです。瀬戸芸の期間中には外国人の姿も目立つようになりました。
そんな宇野港に現れたカラフルな魚「宇野のチヌ」「宇野コチヌ」は訪れる人々の目を楽しませてくれます。

青い空と青い海によくマッチした「宇野のチヌ」「宇野コチヌ」をぜひ見に行ってみてください。