瀬戸内ホッパー

瀬戸内海周辺のお勧めスポットやホテル情報などをお届けします。

【小豆島・2019年紅葉情報】圧巻!大渓谷と海を一望できる寒霞渓の紅葉を見に出かけよう!

<紅葉が素晴らしい寒霞渓>

紅葉の季節になりました。
小豆島で紅葉と言えば、寒霞渓 (かんかけい)。寒霞渓は小豆島のほぼ中央に位置する渓谷で、約1300万年前の火山活動とその後の地殻変動や浸食により作り出された奇岩群が絶景を見せてくれます。大渓谷と海が同時に見渡せる寒霞渓は日本三大渓谷美のひとつと言われ、瀬戸内海国立公園にも指定されています。とりわけ山全体が鮮やかに染まる紅葉は有名で、紅葉の季節には多くの観光客が訪れます。
そんな寒霞渓の紅葉の見ごろ行き方を紹介します。

 

寒霞渓の紅葉、2019年の見ごろは?

寒霞渓の紅葉は11月中旬~下旬ですが、2019年のピークは11月20日ごろとのことです。
わざわざ出かけて行って、早すぎたり遅すぎたりすると残念ですよね。
寒霞渓のホームページ「新着情報」で最新の写真が見られますので、紅葉目的の場合は事前にチェックしてから行くのがお勧めです。

 

山頂まではロープウェイかハイキングで

寒霞渓の山頂まではこううん駅 (紅雲亭) からロープウェイが通っています。
ロープウェイからは大渓谷の紅葉と共に穏やかな瀬戸内海まで見渡せます。
また、登山道も整備されているので、長い年月をかけて形成された奇岩や彩り豊かな植物を間近に見ながらハイキングも楽しめます。
ロープウェイならこううん駅 (紅雲亭) から山頂駅まで約5分、ハイキングなら片道約1時間です。状況や体力に合わせて、山頂までの道のりを楽しみましょう。

 ■空から絶景を眺めるロープウェイ

日本で唯一、空と海と渓谷を一望できるという寒霞渓のロープウェイ。
絶景を眺めながら、約5分の空中散歩を楽しめます。


●運賃

大人 : 往復 1,890円、片道 1,050円
小人 : 往復    950円、片道    530円
※ 団体割引・障がい者割引あり。 

●割引券

インターネット特別割引があります!
乗車券購入時にこちらのページの割引クーポンを提示すると10%の割引が受けられます。

●営業時間

03/21~10/20 : 8:30~17:00
10/21~11/30 : 8:00~17:00
12/01~12/20 : 8:30~17:00
12/21~03/20 : 8:30~16:30

● 定休日

なし (年中無休)

●住所

こううん駅 : 〒761-4433 香川県小豆郡小豆島町神懸通乙327-1
山頂駅   : 〒761-4433 香川県小豆郡小豆島町神懸通乙168

●電話番号

こううん駅 : 0879-82-0904
山頂駅   : 0879-82-2171(総合案内)

● マップ

●ホームページ

www.kankakei.co.jp

 ■間近に奇岩や動植物を見られるハイキング

寒霞渓には登山道が3つあり、自然を間近に感じながらハイキングが楽しめます。
それぞれの登山道には「表12景」「裏8景」と呼ばれるビューポイントがあるので、一つずつ確認しながら進んでいくのも楽しいですね。


(引用 : 国立公園 寒霞渓 公式サイト)

●寒霞渓表登山道

こううん駅 (紅雲亭) から山頂までのゆるやかなコース。
途中で「寒霞渓表12景」が見られます。
所要時間 : 約1時間
距離:2km

●寒霞渓裏登山道

猪谷池から山頂までのコースで、珍しい奇岩の多い「寒霞渓裏8景」が見られます。
所要時間:1時間
距離:1.8km

●星ヶ城登山道

星ヶ城東峰から小豆島の最高峰星ヶ城山へと続く山上コース。
所要時間:1時間30分
距離:2.3km

寒霞渓ロープウェイまでのアクセス

寒霞渓は瀬戸内海に浮かぶ小豆島の中央付近にあります。
島外からはフェリーや高速艇でのアクセスとなりますので、各方面からの行き方を紹介します。

■関西方面から

●神戸港から

① 神戸-小豆島ジャンボフェリー (ニャンコフェリー) : 神戸港~坂手港
② 小豆島オリーブバス (坂手線) : 坂手港~草壁港 (約14分)
③ 小豆島オリーブバス (神懸線) : 草壁港~紅雲亭 (約14分)

●姫路港から

小豆島フェリー : 姫路港~福田港
② 小豆島オリーブバス (南廻り福田線) : 福田港~草壁港 (約31分)
③ 小豆島オリーブバス (神懸線) : 草壁港~紅雲亭 (約14分)

■岡山方面から

●岡山港から

両備フェリー : 新岡山港~土庄港
② 小豆島オリーブバス (坂手線/南廻り福田線) : 土庄港~草壁港 (約32分)
③ 小豆島オリーブバス (神懸線) : 草壁港~紅雲亭 (約14分)

●宇野港から

小豆島豊島フェリー : 宇野港~土庄港 (豊島経由)
② 小豆島オリーブバス (坂手線/南廻り福田線) : 土庄港~草壁港 (約32分)
③ 小豆島オリーブバス (神懸線) : 草壁港~紅雲亭 (約14分)

■高松方面から

●高松港から

内海フェリー : 新岡山港~土庄港
② 小豆島オリーブバス (神懸線) : 草壁港~紅雲亭 (約14分)

まとめ

瀬戸内海に浮かぶ小豆島。その中央付近にある寒霞渓は、海と大渓谷を一望できる絶景で国内外の観光客を惹きつけています。
寒霞渓は春夏秋冬あらゆる季節でいろんな表情を楽しめますが、とりわけ紅葉の季節は赤・黄・緑とカラフルで、観光客の絶大なる人気を誇っています。
岡山や高松方面からはもちろん、関西方面からもフェリーが出ているので、週末の小旅行を楽しんでみてはいかがでしょうか。
小豆島はオリーブの島と言われるほど、島中にオリーブの樹が植えられ、オリーブを使った食品や化粧品などのお土産も人気です。また、手延べ素麺や醤油の産地としても有名なので、美しい景色と共に美味しい食事もぜひ味わってみてください。
紅葉は時期が限られていますので、11月中に都合がつきそうなら、お出かけしてみることをお勧めします。