<第七しょうどしま丸>
岡山と小豆島を結ぶフェリーは1日12往復。(年に数本、季節増便あり!)
この新岡山港~土庄港航路は、四国フェリーと両備フェリーが共同運航しています。
四国フェリーは2020年3月まで「おりいぶ丸」を使用していましたが、2020年4月より、「第七しょうどしま丸」が就航しました。
さっそくこの「第七しょうどしま丸」を紹介します。
「第七しょうどしま丸」船内の様子
●外観
船の前方には、この船の名前「第七しょうどしま丸」の文字。
そして側面いっぱいに大きな字で「四国フェリー」。
小豆島のゆるキャラ「オリーブしまちゃん」もついています(^^)
小豆島といえばオリーブ。わかりやすいですね!
●車両デッキ
車両デッキはまあ、普通によく見かける感じです。
制限高さ4.2Mです。
●客室への階段
岡山側 (つまり船の前方) から乗ると、階段が木目調で、フェリーではあまり見かけない感じなので「おやっ?!」・・・となります。
●客室
やっぱり全体的に木目調のインテリアが目につきます。
前方の席はすべて前向き。
2席ずつくっついた椅子は、リクライニング可能です。
その後ろの中央部は長めのソファ。
これもひたすら前方を向いて並んでいます。
フェリーの両側にはテーブルとソファのセットが並んでいます。
ここはテーブルを挟んでソファが向かい合う形になっています。
前向きソファの後方に、テーブルと車椅子。
貸出し用でしょうか・・・。
そのさらに後方、客室の最後部は倉庫になっていて、半円形のスペースには小豆島の観光名所の絵と小豆島の名産品が展示されています。
しかし、お土産等の販売はされていません。
倉庫の扉も消火器置き場も木目調で揃っています。
さらにゴミ箱まで木目調です。
倉庫の後ろ、客室の最後部は、靴を脱いで上がれるくつろぎスペースになっていて、テレビが設置されています。
●屋外デッキ
客室の最後部、くつろぎスペースの両脇にある自動ドアを出ると、屋外デッキです。
船の最後部にある屋外デッキは白が基調です。
●トイレ
客室から屋外に出てすぐのところにトイレがあります。
客室から後ろに向かって右側が女子用トイレ。
客室から後ろに向かって左側が男子用トイレ。
トイレの内装も木目調。トイレはすべて様式です。
●屋上デッキへの階段
男子トイレと女子トイレの間、屋外デッキ前方の中央に屋上につながる階段があります。
ここの階段は爽やかなブルーですが、手すりは木目調です(^^)
階段を上ると両側に、屋上デッキに出る扉があります。
●屋上デッキ
屋上デッキ、前方には操舵室・・・。
あとは、椅子がまばらに並んでいるだけのシンプルな造りです。
天気のいい日は、屋上が見晴らしも良く気持ちいいですね。
●自動販売機
「第七しょうどしま丸」には売店がありません。
客室後方にジュースの自動販売機はありました。
しかし、3台置けそうな自動販売機は2台だけでした (*'▽')
●喫煙所
客室後方、男子トイレの側に喫煙所があります。
灰皿ももれなく木目調です(^^)
●Free Wi-Fi
フェリー内ではフリー Wi-Fi が使えます。
1回のログインで60分使用可能!便利ですね (^^)
2020年3月までの「第七しょうどしま丸」
2020年4月から 岡山 (新岡山港) ~ 小豆島 (土庄港) 航路に就航した「第七しょうどしま丸」ですが、2020年3月までは 高松 (高松港) ~ 小豆島 (土庄港) 間を航行していたようです。
客室後部の半円形のスペースは売店だった!
ツイッターを見ていると、2019年7月に「第七しょうどしま丸」に乗船した人の記録がありました。
連日の乗船記UP(^o^ゞ
— あまがみ (@0jj38v1r04m5t1a) 2019年7月31日
明日もUPの
3連続乗船記UPです
アメブロを更新しました。
『小豆島フェリー 第七しょうどしま丸 乗船記』#小豆島フェリー#第七しょうどしま丸
【他画像37枚】
https://t.co/MrCrGh4C4L
そして、衝撃の事実が発覚 ( ゚Д゚)
このムダにガランとしたスペース・・・。
観光名所と名産品の展示だけじゃもったいない感じがしていたのですが・・・
船室内中央部には
— あまがみ (@0jj38v1r04m5t1a) 2019年7月12日
売店と自販機コーナー
売店ではもちろん
うどんが有ります( ^∀^)
きつねうどん ¥400
小銭取り出してる間に
出てきましたo(^o^)o#四国フェリー#第七しょうどしま丸 pic.twitter.com/0u1A9iexU1
ちょっと前までは売店だったようです!!!
このテーブルは・・・
まぁ、船の中ではいつも忙しいのです。#第七しょうどしま丸 pic.twitter.com/xxlEahfh3c
— 三丁目の電柱★Hiro-196℃ (@hiro401) 2019年6月22日
うどんを食べるためのテーブルだったんですね・・・( ゚Д゚)
高松 (高松港) ~ 小豆島 (土庄港) の運賃は安かった!
2020年4月現在、岡山 (新岡山港) ~ 小豆島 (土庄港) 間の運賃 (片道) は 1,090円。
乗船時間は約70分です。
ところが・・・
四国フェリーの
— あまがみ (@0jj38v1r04m5t1a) 2019年7月12日
「第7しょうどしま丸」で
小豆島へ向かいます❗( ^∀^)#四国フェリー#第七しょうどしま丸 pic.twitter.com/N2Dgrj63D3
2019年7月の 高松 (高松港) ~ 小豆島 (土庄港) 間の運賃 (片道) はたったの 690円!
乗船時間は約60分なので、10分ぐらいしか変わらないんですが・・・。
その他はあまり変わらず・・・
2020年の3月までと4月から、航路が変わり、運賃が変わり、売店がなくなってしまった「第七しょうどしま丸」ですが、その他はあまり変わらないようです。
第七しょうどしま丸の
— あまがみ (@0jj38v1r04m5t1a) 2019年7月12日
船室はかなりシンプル
客室内最後部にカーペット席、
大部分を占めるロングシート席、
最前列に
展望リクライニングシート、
そして客室外にも若干の席が
有りますo(^o^)o#四国フェリー#第七しょうどしま丸 pic.twitter.com/uphWaGv83u
展望デッキに上がる
— あまがみ (@0jj38v1r04m5t1a) 2019年7月12日
階段にロープが張られ
閉鎖されていたのが残念(^o^;)#四国フェリー#第七しょうどしま丸 pic.twitter.com/4YQVQMwpwM
下船前にウロウロしていると
— あまがみ (@0jj38v1r04m5t1a) 2019年7月12日
展望デッキが開放されていました
あわてて観察(^o^;)#四国フェリー#第七しょうどしま丸 pic.twitter.com/QYQgyKI1aj
土庄港より小豆島を離脱します。「おりんぴあどりーむ」と「スーパーマリン」が見えます。後ろからは相変わらず中国語。#小豆島 #土庄 #第七しょうどしま丸 pic.twitter.com/w6QqIyTnuA
— 三丁目の電柱★Hiro-196℃ (@hiro401) 2017年9月18日
中国人が多いのも変わらず・・・
高松へのサンセットクルージングです。#小豆島 #第七しょうどしま丸 pic.twitter.com/yRQFmKOw9f
— 三丁目の電柱★Hiro-196℃ (@hiro401) 2017年9月18日
うどんを食べながらうどん県をサンセットクルーズかぁ~
先週月曜日、満艦飾の #第七しょうどしま丸 pic.twitter.com/dTYP7SBcW4
— ころりん (@corolinn) 2019年3月3日
夜のフェリーもいいですね ♪
海の男達、自分らなんかより遥かに真っ黒やった⚓#小豆島フェリー #土庄~高松#第七しょうどしま丸 pic.twitter.com/FurhEwuzhA
— 飛行機雲@暖冬 (@skho_1192) 2018年8月14日
フェリー、最高です!
「第七しょうどしま丸」の基本情報
●船主
四国フェリー
●運航
小豆島フェリー
●建造所
讃岐造船鉄工所
●航路
岡山 (新岡山港) ~ 小豆島 (土庄港) (2020年4月~)
●総トン数
993トン
●航海速力
14.5ノット
●旅客定員
490名
まとめ
オリーブの島、小豆島と岡山を結ぶフェリーは四国フェリーと両備フェリーの共同運航。四国フェリーが所有する「第七しょうどしま丸」が2020年4月より岡山 (新岡山港) ~ 小豆島 (土庄港) 航路に就航しました。以前の高松 (高松港) ~ 小豆島 (土庄港) 航路では、売店でうどんの販売もありましたが、現在売店はありません。
船内は木目調を基調としたインテリアが印象的です。岡山~小豆島間の約70分の船旅、窓から瀬戸内海の穏やかな景色を眺めるも良し、屋上デッキで潮風に当たりながらカモメとたわむれるも良し、長椅子やゴロ寝スペースを陣取って寝てしまうのもアリです。
機会があれば、ぜひフェリーの旅を楽しんでみてください。